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無垢床のお手入れ方法と樹種の話

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無垢床のお手入れ方法と樹種の話

無垢床のお手入れ方法と樹種の話

2025/08/21

「無垢床のメンテナンスは大変だ」と誤解されている方が多いので知って欲しいです。

 

無垢床のお手入れは簡単だと思います。

あえてここでは「簡単です」と言い切ることにします。

 

無垢材のお手入れは大変だと言っている方は、無垢材のおうちに住んでいないことが多いです、実際のところを知らないのです。

 

「大変そうに違いない」と想像でコメントされているように思います。

また、無垢床を販売している会社のスタッフさんが言っている という場合もありますが、会社のスタッフだからと言って無垢床のおうちに住んでいるとは限りません。

 

無垢の床の表面の現象としては大きく2つ

 

・へこむ

・汚れる

 

木の種類にもかなり違いが発生します。

樹種の違いは長くなるので下記に書きます。

 

無垢床のメンテナンス方法

 

・基本的に何もしなくても大丈夫です

・気になる時に必要なお手入れするだけで十分です

 

・「定期的に何かお手入れをしないといけない」という意見もありますが、定期的にしたたほうがいい(better)とは思いますが、「しないといけない」(must)ではないです。

 

・無垢の床は洗えます。

 濡れ雑巾でじゃぶじゃぶやっても大丈夫です。塗装されていたりすると塗料が落ちますので、その場合は洗わないほうがよいでしょう

 

・ピンポイントの汚れはキッチンのスポンジの堅い部分や、メラミンフォーム(激落ち君)でこすると落ちます。この落とし方は、こすったところだけが綺麗になってしまうので注意が必要です。いい色合いになっているのにこすったところだけが色が戻るので上手に1枚単位でこするなど工夫が必要です。面で綺麗にするには雑巾でじゃぶじゃぶ全体を洗ったほうがはやいです。

 

・もっともよくある汚れは「水滴のあと」です。冷蔵庫やキッチンから動かした時にカップや食器の水滴が床にポチっと落ちて、そのままになると跡に残ります。水滴はすぐに拭けばなんともありません。足でピッとこするだけでも十分です。しかし、うっかりみのがした水滴は跡になることがあります。濡れティッシュで簡単に無くなることもありますが、年数が経った跡はキッチンの堅い面のほうでこすらないと落ちないものもあります

 

・「ワックスがけを定期的にしなければいけない」ということではなくて、定期的にお手入れするとより早くかっこよくなる、維持が出来るということなだけです。

何もせずに生活していても似たような状態に最終的にはなります。

早いか遅いかの違いだと思ってください。

 

まとめ

無垢の床のお手入れは簡単です。経年美化を楽しんで下さい。

 

実際にお住まいになられると、結論的には「へこみと汚れも味のうち」に落ち着きます。へこみも汚れも気にならなくなってくるのです。



 

引き渡しを受けた新品の綺麗な状態は引越ししてから数日で終わります。

それは悪いことではありません。

 

人が住むことにより、歩いたり、椅子を動かしたり、物を落としたりします。

引き渡しを受けた直後は、まだまだまっさらなので、そのへこみや傷、汚れのような箇所が気になるでしょう。

 

特にダイニング周りにその傾向が強くでます。

キッチンから移動させたものの水滴が落ちたり、食べ物が落ちたりしやすいところです。

 

全体的にうっすらへこみや傷や汚れのようなものがついてくると目立ちません。

実際に人が住むことにより、室内を歩くことで足の裏で、無垢の床の表面は磨かれて表面がこなれてきます。

 

人の足の裏で地味に磨かれた木の表面は、徐々に汚れのようなものが付きにくくなってきます。

 

引き渡し直後のどすっぴんの木肌の表面はウブでへこみや傷や汚れの影響を受けやすいのですが、床材として人が住んで使っていくと変化していきます。

 

住んでいる人の人数や、スリッパ生活なのか裸足の生活なのかでその変化の具合、速度は変わります。

 

1~2年もすると無垢の木のフローリングの表面は全体的にこなれてきて、気になるところは無くなると思います。

 

しかし、

引越しが終わって1~2週間してくるあたりでお客さんがやってくることが多い。

 

その時はまだ、表面は「こなれてない」のです。

 

一番、へこみ、汚れ、傷が目立つ時かもしれません。

 

新しいおうちがどんな感じになったのかみたくて親戚の方やお友達がお祝いでやってきてくれるのにです。その時だけは、割り切ってもらえばと思います。







 

樹種について

 

無垢のフローリングはたくさん「樹種」があります。

 

ざっくり「硬さ」と「色目」の着眼点で

自分はどれが好きなのか?をジャッジすれば良いと思います。

 

「硬さ」について

 

柔らかい種類の木の床はへこみやすく、傷も付きやすい。

柔らかいので水やアイロンなどで復元することも簡単。

柔らかいので体感として冬は冷たく感じにくい。

最近は従来では使わなかったような柔らかい種類の木も床に使うこともある。

ベテランの大工さんからすると柔らかい樹種は安ものだと思っている方も多い。

 

硬い種類の木は伝統的に立派なもの、良いものとして評価されています。

値段も高いことが多いです。

硬いのでへこみにくいです。

硬いので冬場の体感としては冷たく感じます。


 

「色目」について

ひとまずは暗い色と明るい色に分けて説明します

 

濃い茶色などの暗い色の木の種類のフローリングは、汚れが目立ちにくいです。

硬い種類のものに暗い色をしたものが多い。

 

種類により、濡れた白いシャツなどで直接寝っ転がると、木の色が白いシャツに移ってしまうこともあります。

 

明るい色のフローリングは、柔らかい木の種類ものもが多い。メイプルなど硬い種類で明るい色をしたものもあります。



・無垢の床が洗えるという件の補足

 

 濡れ雑巾でじゃぶじゃぶやっても大丈夫です。塗装されていたりすると塗料が落ちますので、その場合は洗わないほうがよいでしょう


 

このゴシゴシ洗っている様子を見られたら
一発で不安も解消でしょう。

無垢材への理解のために、このゴシゴシ体験はいい経験になることでしょう
来場者や無添加住宅を検討中の方は特に体験してみられたらいいかもしれません。

ただ単純に泡も滴る様な状態でもいいからじゃぶじゃぶ、ごしごし洗ってしまえるんです。

無垢材ならではのこの方法。
知らない人には意外でしょう。


 

*注意点


毎年、必ず洗わないとイケナイということもありません。
たまに、「毎年洗わないと駄目なんだ」と勘違いされ
「無垢材はメンテが大変だー」ととらえてしまう方もありますが、そういうわけではありません。
しないよりしたほうがいいですが、特に何もしていなくてもそれの状態で特に気にならなければ、それでも大丈夫です。

我が家も3件目連続いろいろな無垢の床で暮らしました。

最初の1件目の1年目はいろいろオイルを塗ったりしましたが、松の表面がそれなりに風合いが出てくると、たまに水に濡らした雑巾がけをするくらいで、洗うまではしたことはありません。また、それ以降の今までの3件に渡る19年間、特段に床を「お手入れをした」とか「メンテした」ということをしてません。

ご興味がある方は自宅をおみせしますので、お問合せ下さい。

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